寝る前にガリガリ君を食べても大丈夫?睡眠への影響&太るかどうか
アイスバーの定番ともいえるガリガリ君。
昨今は暑い日が続くようになり熱帯夜も増えているので、深夜でもアイスを食べたくなるケースは少なくありません。
ただ、寝る前のタイミングでガリガリ君を食べた場合に、睡眠に影響が出ないか、太ったりしないかは気になるところだと思います。
この記事では、夜中にガリガリ君を食べることの影響や、食べる際に注意したいポイントについて詳しく解説します。
寝る前にガリガリ君を食べてもOK?
夜中にガリガリ君を食べる弊害
夜中にガリガリ君を食べると、睡眠の質が低下してしまうことがあります。
ガリガリ君は冷たい氷菓であり、摂取すると体の内部温度が一時的に下がります。
この体温低下は自律神経に影響を与え、交感神経が優位になってしまうため、リラックスしづらくなります。
その結果、寝つきが悪くなったり、眠りが浅くなったりして、質の良い睡眠を得にくくなってしまうのです。
さらに、冷たいものを摂ることで胃腸が冷え、消化機能が低下することがあります。
これが原因で、お腹を壊したり、下痢になってしまうという可能性があるわけです。
夜中にお腹が痛くなったり、下痢でトイレに行く必要が出てくると、睡眠が中断され、体の休息が十分に取れなくなります。
特に、冷え性の方や胃腸が敏感な方は、この影響を受けやすいので注意が必要です。
また、胃腸が冷えると血流が悪くなり、消化不良や腹痛の原因となります。
このように、ガリガリ君を夜中に食べることは、一見さっぱりしていて良いように思えますが、体温の低下や消化機能への影響を考慮すると、睡眠の質を低下させるリスクがあることに注意する必要があります。
アイスを食べるなら就寝2〜3時間前
寝る前にアイスを食べる場合、理想的なタイミングは就寝の2〜3時間前です。
アイスを含む食べ物全般は、消化するのにおよそ2~3時間程度かかります。
時間に余裕を持って食べれば、睡眠時に消化器官が働くこともないので、眠りを妨げられることなく、睡眠の質も高く保つことができます。
また、時間を置くと血糖値の急上昇を避けることができるので、睡眠ホルモンであるメラトニンの分泌を妨げるリスクも軽減できます。
温かい飲み物と一緒に食べるのが良い
夜中にガリガリ君を食べたい場合は、温かい飲み物と一緒に摂取することをおすすめします。
温かい飲み物を一緒に摂ることで、体温を適度に保ち、胃腸への負担を軽減することができます。
例えば、温かいハーブティーやホットミルクなどが適しています。
カフェインを含まない飲み物であれば、眠りを妨げるリスクも避けられます。
温かい飲み物は消化を助け、体の冷えを和らげるだけでなく、リラックス効果も期待できるため、睡眠の質の向上にもつながります。
また、冷たいアイスと温かい飲み物を一緒に摂ることで、口の中の温度が調整され、アイスの冷たさが気になりにくくなります。
このように、ガリガリ君を夜中に楽しみたい場合は、温かい飲み物と組み合わせて食べることで、体への負担を軽減し、快適な睡眠をサポートできます。
寝る前のガリガリ君は太るのか?
ガリガリ君のカロリー&糖質
ガリガリ君は比較的低カロリーで、1本あたり約60〜80kcal程度と、アイスの中でも軽めの部類に入ります。
具体的なカロリーは種類によって異なり、例えばソーダ味は64kcal、梨味は62kcalといった具合です。
正直、もともと低カロリーな食べ物なので、味による違いは誤差程度に考えてOKです。
また、ガリガリ君の糖質はソーダ味であれば16.9gであり、脂質はほとんど含まれていません。
この糖質量は、だいたいおにぎりの半分程度ですが、一日に何本も食べない限りはさほど気にする必要はない量といえます。
ガリガリ君は太るの?
ガリガリ君は基本的に低カロリーなアイスであり、他のアイスと比較すると太るリスクは低めです。
ただ、太るかどうかは摂取する量やタイミングによっても影響を受けます。
たとえば、ガリガリ君を1日に何本も食べたり、毎日のように食べたりすると、カロリーが積み重なり、結果として太る可能性が高まります。
過剰に摂取しないことと、他の食事内容とカロリーを調整することが、体重管理においては重要となります。
減量にも使われるガリガリ君
ガリガリ君は、その低カロリーという特性から、減量中のおやつとしても利用されています。
ダイエット中は甘いものを我慢することがストレスになることもありますが、ガリガリ君のようにカロリーが控えめで、糖質も比較的少ないアイスであれば、無理なく楽しむことができます。
特に、食後のデザートや小腹が空いたときに、他の高カロリーなスイーツの代わりにガリガリ君を選ぶことで、摂取カロリーを抑えることができます。
さらに、ガリガリ君は種類も豊富で、味に飽きがこない点も魅力です。
ソーダ味や梨味などの定番フレーバーはもちろん、糖質カットのガリガリ君も販売されており、ダイエットをサポートする食材として選択肢が広いのも利点です。
また、口寂しさを解消しつつ、カロリーコントロールがしやすいため、食事の満足感を保ちながら無理なく減量を進めることができます。
ただし、ガリガリ君を減量目的で食べる場合でも、1日1本に抑えることが望ましいです。
ダイエット中の空腹感をまぎらわすのにも有効ですので、お腹を冷やさないことに気を付けつつ、上手く活用していきましょう。
まとめ:寝る前にガリガリ君を食べる場合は睡眠への悪影響に気を付ける。太る心配はあまりない。
この記事のポイントをまとめます。
- ガリガリ君は低カロリーで、1本あたり約60〜80kcal程度
- 夜中にガリガリ君を食べると体温が低下し、自律神経が乱れやすい
- 体温が低下すると交感神経が優位になり、リラックスしづらくなる
- 冷たいアイスは胃腸を冷やし、消化機能の低下を招く
- 消化機能が低下するとお腹を壊したり下痢になることがある
- お腹を壊すと睡眠中にトイレに行く必要があり、睡眠が中断される
- 睡眠の質が低下することで翌朝の疲労感が増す可能性がある
- 寝る前にアイスを食べるなら就寝の2〜3時間前が理想的
- 2〜3時間前に食べると消化が進み、睡眠の妨げになりにくい
- 温かい飲み物と一緒にガリガリ君を食べると体温低下を防げる
- 温かい飲み物は胃腸の冷えを緩和し、消化を助ける
- ガリガリ君は糖質も控えめで脂質はほとんど含まれていない
- ガリガリ君を大量に食べるとカロリーオーバーで太るリスクがある
- ダイエット中の小腹満たしとしてガリガリ君は有効
- 糖質カットのガリガリ君もあり、減量中でも楽しみやすい
- 1日に1本を目安に摂取量を抑えることが望ましい
【参考】
寝る前にアイスボックスを食べると太る?睡眠に及ぼす影響について
寝る前にかき氷を食べても大丈夫?睡眠への影響と太るかどうかについて
寝る前にパピコを食べても大丈夫?カフェインの影響と対策について
寝る前に雪見だいふくを食べると太る?睡眠に及ぼす影響について